世界の海に約200種、日本には約60種類が生息。
砂泥底にやや潜り、ルアーのように擬餌状体を動かしながら、大きな口の近くまで餌生物をおびき寄せ、丸のみにします。
一部の種類では、オスがメスに寄生する。
1m~1.5mほど
キアンコウ、アンコウ、ニシアンコウ、チョウチンアンコウ
あんこう鍋が代表的、肝は鮟肝(アンキモ)と呼ばれフォアグラに匹敵する珍重品。
コウイカ科、ヤリイカ科、アカイカ科、ホタルイカモドキ科など日本で食されるイカは4種類に分けられる。
食用になる種類が多く、軟骨とクチバシ以外ほぼ全身が使われる。
殆どの種類が寿命1年とされる。
目が黒く澄んでいるもの
25cm以上
スルメイカ・ヤリイカ・コウイカ・アオリイカ・ケンサキイカ・アカイカ・ホタルイカ
刺身・煮物・焼き物・揚げ物・洋風
イワシは、世界の浅い海に約270種、淡水に約70種が生息する。日本沿岸には約27種が生息。
上顎が下顎に比べて大変大きく、片口に見えるのでこう呼ばれている。
20cm前後
煮干しやしらす干しの材料に多く利用される。
種類は約1000種類もある。
那珂湊で揚がるもので「平爪ガニ」(別名:エッチガニ)が美味しい。甲羅にH状のくぼみがあるのでこう呼ばれている。
タラバガニは、北海道東部、日本海南西部~オホーツク海、アラスカ沿岸など。
ズワイガニは、日本海~北海道、アラスカ、北アメリカ西岸まで分布。国内では、山陰地方の「松葉ガニ」、福井で獲れる「越前ガニ」が有名。
ハサミや足がそろっていて、持ってずっしりと重いもの。
タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ・ワタリガニ・上海ガニ
両目は体の右側にある。日本周辺には約40種が分布。
水深100m以浅の砂泥底に生息。
カレイとヒラメを見分けるには…『左ヒラメに右カレイ』と覚えておこう!
肉厚で白いまだらになっていないもの
45~90㎝
マガレイ・マコガレイ・ホシガレイ・カラスガレイ・アサバガレイ・メイタガレイ
刺身・煮物・焼き物・揚げ物・洋風
岸近くの表層に群れをつくってすむ。
細長い下顎が目印。下顎の先端が朱色である。
白身の高級魚として扱われる。
銀色に輝く体が鮮度の証。腹がだれて開いた時に褐色になっている物は古い。
40cm
刺身・焼き物・干物・揚げ物・洋風
様々な魚の仔稚魚の総称イワシ類の稚魚が「シラス」。生で食したり、塩茹でし釜揚げや白す干になる。
2~3cm
刺身・茹で干物
世界のタコ消費量の約6割を日本が占める。
砂泥底に掘った穴などに住む。昼間は巣穴で動かず、夜間にエビ・カニ・二枚貝などの餌を求めて活動する。
国産のマダコは流通量が少ないので、国内で消費される多くは、アフリカ産や北海道産が主。
生は、吸盤がしっかりしている物。ゆで(煮)だこは、足がクルリと丸まった物。
30~100cm。
北海道産の水だこは3mを超えるものもある。
マダコ・ミズダコ・イイダコ
刺身・煮だこ・蒸しだこ・酢だこ・たこ焼・おでんの具材・酢の物
茨城県の「県の魚」。四季の魚。
両目が左側にある。白身の代表。
口は大きく、するどい大きな歯を持ち他の魚やイカやエビ・カニを食べる。
他県では、青森県・鳥取県などが「県魚」として制定している。
背びれとしりびれの付け根にある筋肉を「エンガワ」と呼び、寿司種に用いる。歯ごたえがあり脂がのって美味。
身に張りのあるもの。
80cm
刺身・焼き物・煮物・揚げ物
大陸棚から大陸斜面上部にかけての砂泥底に住み、胸びれを広げて海底をすべるように泳ぐ。
浮き袋を収縮させて鳴く。
体は淡い紅色で、大きな胸鰭がコバルトブルーの鮮やかな魚。
30~40cm
刺身・煮物・焼き魚・揚げ物・洋風
あじの仲間は世界に約140種がいる。
沿岸から沖合にかけて大きな群れをつくっている。
日本では重要な食用魚として、定置網、巻き網、引き網、刺し網、釣りなどの各種の漁法で大量に漁獲される。
目が黒く澄んでいて、身の引き締まったもの。
20~50cm
マアジ、ムロアジ、ニシマアジ、クサヤモロ、コバンアジ
刺身・焼き物・干物・揚げ物・煮物・
大きな群れをつくり、主に外洋を回遊している。
速いものでは時速100㎞位と速く泳ぐことができる。
マグロ類の中で最大級の「クロマグロ」は味も最上。クロマグロの小さいものが「メジマグロ」と言う。
目が大きいので…ずばり「メバチマグロ」と称し、別名「ダルマ」とも呼ぶ。
胸ビレが長くやや小型なのは「ビンナガマグロ」。別名「トンボ」とも呼ぶ。
約1~3m、30~700㎏位にもなる
※那珂湊で揚がるもの メバチマグロ・メジマグロ・ビンナガマグロ
※その他 クロマグロ・ミナミマグロ(インドマグロ)
刺身・焼き物